こんにちは( ^ω^ )
管理人のMです。
日本ではあり得ませんが、アメリカの医師が懲役175年の有罪判決を言い渡されたそうです。一体どんな罪だったのでしょうか?また、海外では過去最高の懲役は何年まであるのでしょうか?
アメリカの医師が懲役最高175年の有罪判決
アメリカ体操女子のオリンピック選手ら150人以上に性的虐待を行ったとして、強制わいせつ罪などに問われた米国体操協会の元チームドクターの男に対し、中西部ミズーリ州の裁判所は24日、懲役40年以上175年以下の有罪判決を言い渡した。
求刑は懲役25年以上40年以下だったが、裁判長が「被告を二度と刑務所から出すべきではない」として、量刑を大幅に引き上げた。
有罪判決を受けたラリー・ナサール被告(54)は、児童ポルノ所持などの罪に問われた別の裁判で、すでに懲役60年の判決を受けている。AP通信は「今回の判決で被告は100歳を超えても仮釈放が認められないことになる」としている。
ライブドアニュースより
裁判長の「被告を二度と刑務所から出すべきではない」という言葉が被害者にとってどれだけ気持ちが楽になる言葉かと思いました。
今回は強制わいせつ罪ということでしたが、日本では”6か月以上10年以下の懲役”と、アメリカに比べてかなり短く思います。
万が一6か月ほどで出所するとなると被害者はまた襲われるのではないかという恐怖に怯えてしまうことと思います。その点、アメリカの裁判では人数が多いとはいえ、被害者の気持ちをより汲み取っている判決だと思いました。
日本でもこんな被害者を思った判決を下してくれたらどれだけ安心できる世の中になっていくのか。殺人罪なら尚更もっと長くしてもいいと思います。
海外では最長数千年~数十万年の懲役も・・・
海外では日本では考えられないほど長い懲役刑があるそうです。
人間は100歳以上生きることは極稀なのになぜそんな長い刑期を下す必要があるのでしょうか。
これは被告人がまさに「常識はずれ」な罪を犯したということを示す目的があるとされています。
いかに重い罪であるかを刑期が象徴しているのです。
また、アメリカでは「10の終身刑」といった具合に、複数の終身刑が科されることもあるそうです。
懲役数百年は理解できるが、複数の終身刑とはどういうこと?!と思った方もいるでしょう。
「猫に九生あり」ということわざがありますが、凶悪犯は所詮生身の人間なわけで何度も終身刑を乗り切ることなど不可能です。
トラップ・レーダーより
それでは世界で最長の刑期を下されたのはどんな事件で、刑期はどのくらいだったのでしょうか?
事件の内容
1989年、チャモイ・スィピァソという女性がいわゆるネズミ講の仕組みを利用して16,000人から金をだまし取り、その総額は2億400万ドルの詐欺容疑で逮捕されたそうです。
さて、みなさんはこの事件でどのくらいの刑が言い渡されたと思いますか?
ヒントは世界最長の懲役。禁固刑だったということです。
2つ目のヒントは、ギネス世界記録にもなっているようです。
どうでしょうか?
正解は・・・
14万1078年だそうです。
あり得ませんね。笑
でもこの判決が下された以上は二度と仮釈放も出来ず、一生を刑務所で暮らすことになります。何度生き返っても無理ですね。笑
最後に
日本ではこのような長い懲役はあり得ませんが、このいくつもの終身刑や懲役を長くできるのは見習ったほうがいいと思います。どんな凶悪犯でもよく聞くのは15年程度ですよね。それでは被害者は報われません。日本の法整備が必要に感じます。
では(^^)/