こんにちは( ^ω^ )
管理人のMです。
貧困化は進む一方で、現在こども7人に1人が生活に困っているようです。
貧困家庭のこどもに向けたこども食堂も運営されていますが、本当に困っているこどもが来ていないのが現状。
こども食堂について
こども食堂とは、経済的な理由から家で満足な食事をとれない子供に温かい食事を提供する場所。
趣旨に賛同した地域のボランティアや子育て支援などに携わる大人が運営に参加し、こども食堂は社会運動のトレンドになりつつあるようです。
食材は寄付、調理は地域のボランティアが手掛けることが多く、無料または数百円で食事を提供する。
こども食堂を手掛ける団体が集まる「こども食堂ネットワーク」には、17の食堂が登録されており、食材、寄付金、ボランティアの情報が集まっています。
ですが、現状としては本当に困っているこどもがなかなか一歩踏み出せないようでどのくらいのこどもが困っていてこども食堂に来ているかはわからないようです。それよりも安く健康的な食事ができるから来ている普通の親子が多いようです。
恥ずかしい、貧困家庭と思われたくない
このような理由で助けを求めることができない家庭はたくさんあると思います。
児童扶養手当や就学援助のこどもに向けた援助の申請は、平日の役所が空いている時間に足を運び、人の目を気にしながら申請しなければならず、恥ずかしい、貧困家庭とは思われたくないといった方もたくさんいると思います。
新たな対策、こども宅食とは?
東京都文京区は、ふるさと納税の寄付金を活用して経済的に困っている家庭に食品を届けるこども宅食を開始しました。
こども宅食とは、文京区内の児童扶養手当や就学援助を受けている家庭に食品を届けるもので、1つの世帯に支給されるのは約3キロの米やお菓子、レトルト食品などでほとんどが企業からの寄付ですが、文京区へのふるさと納税の寄付金も活用されているようです。
こども食堂とこども宅食の違いとは?
こども食堂はお店に入って食事をするので周りの目が気になりますが、こども宅食は申請すると自宅に食材を届けてくれるので周りの目が気になりにくいようです。
申請方法も簡単で、児童扶養手当や就学援助を申請している家庭に向けて役所から通知が届くので郵送で返送をするだけ。
また、便利で簡単なLINEでの申請もできるようです。
貧困家庭なのにスマートフォンを持っているのか?
こども宅食はLINEでも申請ができるようですが、貧困家庭でスマートフォンを持っているのか心配になりますよね。
ですが、現社会で携帯電話を持っていないと貧困家庭と思われてしまうので大体の家庭で携帯電話やスマートフォンを持っているようです。
また、働きに出ている保護者が多いので放課後のこどもとの連絡ツールとして携帯は必須のようです。
こども宅食の今後について
現在は文京区の児童扶養手当や就学援助を受けている家庭1000世帯を対象にしていますが、初年度はその中から応募者多数の場合抽選で150世帯に。次年度から対象世帯を増やして全世帯に宅配していけるようにしていくようです。
他の道府県でもぜひ取り組んで欲しいものですね。
では(^^)/